転職活動の進め方 面接のために準備すること

こんにちは。書類選考を通過したら、次は面接です。1次、2次、最終面接と複数回行うのが一般的で、それぞれで聞かれることが違うと言われます。そりゃ人によって立場、観点が異なるので当然です。

しかし、1次で聞かれることは2次では聞かれないかというとそうでもありません。いつでもどんな質問にも答えられるようにしておきたいものです。

ということで、今回は面接対策についてお伝えしたいと思います。

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企業は面接であなたのことをよく知りたいだけ

そもそも、企業はなぜ面接というイベントを行うのでしょうか。

それは、あなたのことをもっとよく知りたいからです。

面接で緊張してしまうという人が多くいます。緊張するのは当然です。初対面の人との会話だし、将来を左右するかもしれない場面なので。時には面接官の質問に圧迫感を覚えることもあるでしょう。「どうして前職辞めたの?」「どうしてうちに応募したの?」

しかし、ここで一度冷静になってほしいのです。なぜ私は面接に呼ばれているのだろう?

企業は、書類選考であなたの経験に興味と期待を持ったので、面接に呼んで詳しい話を聞きたいと思ったのです。つまりあなたのことが知りたい、ただそれだけです。(一般的には)追い詰めようとも圧迫しようとも思っていません。そんな暇があったら自分の仕事をしたいはずです。

面接官はあなたに興味を持って、知りたがっている。あなたはただそれに答えればいい。質問されたことに答える。これは日常のコミュニケーションとまったく同じです。

まずそんな気軽な、日常的な場なんだと考えてください。

自分のことを自分の言葉で話す

面接では定番質問と言われるものもあります。転職理由、志望動機、今後のキャリアプラン、これまでに苦労したことなど。

定番なので答えを準備するでしょう。それ自体は何も間違っていません。ただ、事前に考えられる質問だからこそ「面接官ウケがいい回答」をつくろうとしがちです。「御社の経営理念に共感し」「5年後はマネジメントに関わりたい」。それは本当ですか?

また、どの会社でも使えるようにと答えをテンプレート化してしまうと、それは面接官にバレます。考えることは大体みんな同じなので「またその話か」と感じてしまいます。面接官は何十、何百と面接していますから。

まずはしっかり自分の言葉で、自分の思いを反映した答えを考えましょう。

必要以上に深く考える必要はありません。前述のとおり面接官は「あなたがどんな人か」を知りたいだけです。「私はこういう人です」と答えられればいい。

自分なりの答えをつくるには「なぜ」が大切です。「将来これをやりたい」…それはなぜですか? 「この会社に入りたい」…それはなぜですか? 「企業理念に共感した」…それはなぜですか?

企業理念などの「目に見えるもの」は誰もが理由にしがちです。指差して「これがいい」と言うのは簡単だから。そこから「なぜこれがいいと思ったの?」と自分に問いかけたときに、自分ならではの思いが出てきます。ここが他者との差別化です。

他にも、例えば「将来やりたいこと」。意外とみんな同じことを考えています。「スペシャリストになりたい」「マネジメントをやりたい」「育成に関わりたい」。それはなぜですか? 具体的に何をしたいのですか? ここが差別化になります。

具体的に企業はあなたの何を知りたいのか

同じことを言うようですが、書類選考を通過しているということは、すでに企業はあなたに対して興味と期待を持っています。そして、その期待が間違っていないかを確認するのが面接の目的の一つです。

現実的なこととして、まず確認したいのが実績です。職務経歴書には「こんな経験をした」ということが書かれていますが、「具体的にどんな環境で、どんなふうに動いて、何を達成したんですか」という細かなことを確認したいのです。

なぜそんな細かく知りたいのでしょうか。

「Excel使えます」の本当のところ

わかりやすい例だと、「Excel使えます」という言葉。実際には四則演算ができるのか、vlookup関数が使えるのか(なぜvlookupが一つの指標になるのかよくわかりませんが)、VBAが使えるのか、人によって「Excelが使える」の基準はまちまちです。

この「Excel使えます」の本当の意味を知るために、どんな仕事で、どんなふうに使って、何をしたかを聞きます。具体的に説明できれば、確かにそのスキルがあると確認できます。

所作・雰囲気

もう一つ、面接で確認したいことは「会ってみないとわからないこと」です。それは所作であったり、雰囲気であったりします。

曖昧ですが、社風に合うか、馴染めそうかといった感覚的なところも毎日一緒に仕事をする仲間としては大切な要素です。あなたも初対面の人に対して気が合いそうだ、いい人そうだ、何となく怖いなど感じるものがあると思います。それと同じです。

あなたもその観点で会社を判断しましょう。長く一緒に働ける人かどうか、面接官の印象を大切にしてください。あなたも選ぶ立場です。

入社後も安心して働き続けるために自分のままでいましょう

面接では好印象を与えたい。それはそうです。

でも自分に嘘をついてまですることではありません。あなたの性格、振る舞い、考え方は入社後もそのままです。面接の一瞬だけ着飾って面接官を騙したとしても、それは長くは続きません。何年も自分に嘘をつき続けることはできないのです。

だからこそ、正直に、素直であることが大切です。「こういう自分だけどどう?」という気持ちで面接に臨んでください。それで相性がいいとお互いに思うことができたら、入社後も安心して自分を出して仕事ができるでしょう。

もちろん、多少の「言い換え」等表現の工夫はやってもいいと思います。それが自分にとって嘘でない範囲で。

入社してからの長い関係を良いものにするために、何よりもまず「自分のまま」で話をしましょう。

面接のテクニックは限られています

以上、面接の考え方を中心にお伝えしました。もしかしたら「こうしたら面接で通る」といったテクニックはないのか、と思われるかもしれません。

しかし、私見ではそんな万能なテクニックは存在しません。あるとしても、

  • 定番の質問について話す内容を自分の言葉で整理しておく
  • 自分がどんな考えや希望を持っているのか十分理解しておく
  • 実際に練習して面接という特殊な場の雰囲気に慣れておく

ということくらいです。

面接は一つとして同じものがありません。あなたの経歴はあなたオリジナルだし、面接官や面接の観点は企業によって、また選考プロセスによって変わります。

自分なりの準備、これがすべてです。少し迷い始めたら、緊張し始めたらこの原点に戻ってみてください。

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