アイキャッチにもしているとおり、紙に書いたものをそのまま打ち込んでいます。原則、漢字も表現もそのまま、修正したいときはまず紙を直してから。
面倒です。
こうしていると、まず全体的にドライ、説明不足、よく言えば簡潔な文章になる気がします。
手書きだと余計なことを書くのが面倒だし、紙面に収まらなくもなります。端的にせざるを得ない。
あまりに書き損じ、修正が多いと一から書き直しますが、そうすると同じ文章にはならないんですね。表現はもちろん、構成も、ときには内容そのものも変わる。その場で修正し、全体を消さないまま編集できてしまうデジタルでは体験できないことです。
まあとにかく面倒なので表現は「気を遣わない」ものになりがち。前提もフォローも必要以上には書かない。
その結果、「いや、こういう人もいる」と突っ込まれたり、配慮が足らないと言われるかもしれない。でも、本来文章は、コミュニケーションは「そんな心ないことは言っていない」と信頼することから始まっているはずです。これがなくなってしまっているから、SNSで、LINEで、メールで誤解と炎上が生じてしまう。
そんなこんなですが、紙面が尽きたので、以上です。
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