目標の立て方、行動計画の立て方を知って無理なく目標を達成しましょう

こんにちは。2024年が始まりました。「一年は早いなあ」とよく聞きますが、2024年は閏年で一日だけ遅くなります。だからといって早いことに変わりはありません。どうせなら2024年の終わりには、自分のやりたいことが実現できてあっという間だった、と言いたいですね。

やりたいこととそのために何をするか、これが目標と行動計画です。これをどう作っていけばいいかをお伝えします。

なお、こちらの記事は2024年1月に書いていますが、いつ読んでも使える内容なのでぜひ。

目標の立て方:自分のやりたいことを明確にするために「なぜ」と自問する

まず、自分が向かうところ、目標を明確にしましょう。しかしここが一つの罠で、ふと頭に思い浮かんだその目標は、もしかしたら「本当にやりたいこと」ではないかもしれません。

「やりたいこと」にはダイエット、副業、起業、昇格、売上目標達成など公私、濃淡さまざまなものがありますが、その中には単に「気になるから」「そろそろかなと思うから」という程度のこともあります。

ここで大切なのは「なぜそれをやりたいのか」を自分に問いかけることです。

  • ダイエットする。なぜダイエットしたいのか。
  • 副業を始めたい。なぜか。
  • 売上目標を達成したい。なぜ達成したいのか。

この「なぜ」に自分ならではの答えはあるでしょうか。「なんとなく」「それが当たり前だから」「流行っているから」などであれば、それは他人や世間の求めに応えようとしているだけです。これではすぐにその目標は忘れてしまいます。面倒になれば辞めてしまいます。

大切なのは自分の内面から湧き出る意欲です。他人が求めるからではなく、自分がそうしたいから。そのために自分に「なぜ」と問いかけてください。「なぜと言われても」と戸惑うのであれば、それは「本当にやりたいこと」ではないかもしれません。

何となく頭に浮かんだことを目標に置いてしまって、活動自体はそんなに本気にならなかった、何もしないまま終わった一年だった、とならないようにしましょう。

1年後にどうなっていたいかをイメージする

痩せていたい、売上目標を達成していたい。何でもかまいません。「なぜ」と自問して確かにやりたいと思える目標を設定します。

このとき、目標を数字で表したほうが目指しやすいというのはたしかです。単に「痩せていたい」ではなく、ウエスト79cm、体脂肪率12%など数字で表現しましょう。(ダイエットについては、体重を目標にするのは私はあまりおすすめしません。筋肉がついて引き締まったなら、体重自体はあまり意味はないと思っていますよ)

また、どんな自分になっているのかをビジュアルでイメージできるとよいと言われます。痩せている身体、よろこんでいる姿、周りはどんなふうに自分を見ているかなど、達成したときの状況を描きましょう。フリー素材などでイメージに近い写真を選んだり、自分で簡単なイラストを描いたりするのもよいです。この理想形のイメージは強く自分の中に残ります。

まずここで、具体的に自分が何を目指したいのか明確になりました。

3か月後、1か月後の自分の姿を想像する

目標に取り組むのに1年は長いので、3か月や1か月など、通過点を作ります。ここでイメージするのは目標数値の中間値などではなく、あくまで「自分の姿」という具体的なイメージです。

この自分の姿、すなわち「どんな状態か」「何をしているか」というイメージが大切です。

これを仮に中期過程と呼びます。

ダイエットなら、1か月後は運動や食事制限を続けている姿です。運動が習慣になって週3日はやっているだろうなとか、食事制限が習慣になっていつも少しお腹を空かせているけど身軽な感じになっているとか。

売上目標達成のために提案回数を増やしているなら、これまでよりも多く提案を考えている、資料を準備しているの自分の姿を想像する。

こうしたイメージもネットで写真などを見つけて見える形にしておくとよいです。忘れないので。

「目標」というと行動の「結果」をイメージしがちですが、大切なのはその過程です。過程がしっかりあれば結果はついてきます。結果だけをイメージすると、「どうしたらそうなっているのか」が見えず、「普段から取り組むべきこと」もわからず、結果的に日々の行動ができなくなってしまいます。

あくまで「こんなことをしている」という状態、目標に向かっている過程を想像してください。

日次の行動は数日単位で考える

さて、結局は毎日何をするかが大事です。日々の積み重ねが中期過程なので。そのために行動計画を立てましょう。

しかし、例えばダイエットで「毎日運動する」という行動計画はほぼ間違いなく挫折します。仕事や他の用事で運動する時間が取れない、雨でランニングできなかった、急な運動で体が疲れたなど。そもそも毎日欠かさずできることなんて限られています。

なので、行動は数日単位で考えるとよいでしょう。3日のうち1日、または2日は運動する、間食をやめるなどです。適度な緊張感と休む日の繰り返しがリズムになります。

週5日連続の仕事は大変ですよね。毎日8時間以上、少しの休息もなく全力で働くなんてことはないはずです。自分で立てた目標だけはそれができるなんてどうして言えるでしょうか。

あらかじめ、休む時間を作ってください。最大1年にわたる目標なので時間は十分にあります。3日で終わってしまうより、1日や2日休んででも続くほうがいいです。

この「数日単位の行動」を短期行動と言います。

目標・中期過程・短期行動を書き出してみる

ここまでで、

  • 「なぜ」と自問して内面から実現したいと思える目標
  • 数か月単位での自分のイメージ…中期過程
  • 数日単位での具体的な行動…短期行動

を決めました。そうしたら紙に書き出してみましょう。PCやスマートフォンのメモ機能でもかまいません。文字にして「見える形」にすることが大切です。

文字にするというのはとても効果的です。頭の中にだけ描いていると、明確にしているようでまだ輪郭がない状態です。文字にすることでその輪郭をはっきりさせます。

そして、いつでもそれを読み返せるようにしておきます。メモには日付を書いておきましょう。「あのときこう考えていた」という時間感覚が得られます。

あとは設定した行動を日々するだけ。常に中期過程を実現するイメージを持ちながら。

短期行動を続けて中期過程にたどり着き、それをつなげて1年後の目標を達成しましょう。

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