キャリアとファイナンス、適切な選択ができる自分の価値観を知ろう

こんにちは。キャリア、つまり仕事(もっと幅広い意味があるのですが、ここでは仕事としておきます)。ファイナンス、つまり家計。これは本来分けられるものではなく、一体です。

私としては、例えば転職相談をお受けするときにもファイナンスのことを頭の片隅に置いてお話をしていきますし、必要があればそれも一緒に考えていきたいと思っています。

しかし、横文字の「キャリア」と「ファイナンス」ってわかるようなわからないような言葉ですよね。

ここでは私が考えるキャリア、ファイナンスの具体的な意味をお伝えしたいと思います。

キャリアとは

最近特にキャリアという言葉をよく耳にするようになってきました。人によってはキャリアは人生そのものと言ったりします(私もそうです)。

キャリアを職業、仕事に関することに限定したとしても、就職・転職の問題から、今の仕事を続けていいのかといった不安、将来こんなことをしたいというビジョン、社内での昇進や評価、スキルアップの仕方、人間関係など、悩みは尽きませんね。

また仕事は一日の大半を占める活動ですが、それ以外にもすることがあります。家事、育児、介護、副業、趣味、付き合い。こうしたこととの両立も課題です。

仕事とそれ以外のバランスをどう取って一日を過ごすか、そしてその連続としての人生をどう過ごすかがキャリアです。

ファイナンスとは

ここでいうファイナンスは家計のことです。家計といっても「今の生活にもっと余裕を持ちたい」から「老後の安心」まで問題はさまざまです。

キャリアの視点で「こんな仕事をしたい」と思っても、家計が安心できなければ一歩を踏み出せません。生活の安定があってこそ心の余裕ができるし挑戦もできるというものです。

家計における収入源の第一は給料、つまり仕事です。となると、ファイナンスはキャリアと密接ですね。だからファイナンスもしっかり考えていきたいと思っています。

キャリアとファイナンスは自分の価値観に合った適切なものを

キャリアとファイナンスを考える上で私が特にお伝えしたいことは、「自分の価値観に合った適切な選択をしましょう」です。

わかりやすいのでお金の話をしますが、「年収300万円だったらさすがに生活が厳しいから年収を上げたい(生活環境によりますが)」。それはわかります。では1000万円になったらどうでしょう。たしかに生活には余裕ができるかもしれない。家族がいても十分に生活できる。

しかし、1000万円を稼ぐのに多大な責任を背負っていたらどうでしょうか。1000万円のために大きな責任を負い、昼夜問わず働き続けなければならないとしたら。心身も疲れ切って、休む時間も好きなことをする時間もない。そうしないと得られない1000万円は本当に必要でしょうか。

自分にとって適切な生活とは、仕事と収入の適切なバランスのことです。そのためには自分の価値観をしっかり理解しないといけません。どんな生活を送りたいか、さらにはどんな人生にしたいか、何が自分にとって大切なのか。一週間、一日をどう過ごしたいのか。

この時代、ただ「いい仕事」「高い収入」があればいいというわけではありません。価値観も環境も多様化して、何がいいかは一人ひとりが自分で決める時代です。そうしないと「私は本当はこんな人生を望んではいなかった」と後悔する時が来てしまいます。

ぜひ、「私は何を望んでいるのか」を明らかにして適切なキャリアとファイナンスを選択し、自分が納得できる人生を創っていきましょう。

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